私のラジオの印象を変えてくれた「ハライチのターン」を聴いてほしい。

ブルーライトやら自律神経がどうとやらでなかなか寝れない状況になりやすい日が続いてた。

とにかく布団に早く入る。そのまま天井見てるだけでは確実に暇になって暗い部屋ではスマホいじって悪循環に入る。

どうせなら何かラジオでも聴いて情報を取り込みながら眠りにつこうと思った。

その時にたまたま聴いたラジオがハライチのターンだ。

 

www.tbsradio.jp

 

学生時代にラジペディアという番組を度々聴いてた。放送が夜中だから親にバレないように暗い押入れの中でこっそりと聴いていた。

明日が完璧に寝不足になることがわかっていてでも聴きたいラジオだった。知らない曲に出会えたり、アーティストの知らない一面などが知れると何か自分だけが知った情報みたいに特別な気持ちにもなった。

今日のテーマみたいなのを起点にトーク展開、街頭インタビューだったり、合間合間に曲を流すみたいな。

番組違うけど道路情報とかニュースとかラジオって結構もう形としては出来上がってるのが多い。

だからいつ聴いても安定して情報を得ることができる形が出来上がってる。特にテーマがあるならリスナーもメール送りやすい。

 

ハライチのターンは違う。もう何かゆるい。上記のラジオの特有のコーナーがほぼない。最初の本日のねこちゃんニュースだけが決まっているくらいだ。

この番組の特徴としては、毎回番組後半にハライチの二人がフリートーク(毎回澤部さん→岩井さんの順)で話した内容の中から翌週からリスナーが勝手に内容を掘り下げていく。そこから盛り上がってコーナーが完成する。

一応10週放送されることができれば、本編でのコーナー化がされる(らしい)が、大体は短期間であっさりコーナーが終了する。

理由は様々(飽きた、方向性が変わってきているなど)だが、岩井さんがさらっと終了宣言する。潔い。いや潔すぎてそれはそれですごい。

あくまでもリスナーが勝手に案を出して盛り上げてコーナーにするけど、サクサクと切り捨てていく。

けど逆に考えると、どのタイミングでも馴染めるいい番組なのではないかと思ってる。

確かに番組の構成がしっかりしているのは聴きやすい。でもパターン、マンネリ化などは安定は安定だけど、果たしてずっと楽しめるのか、という部分で疑問になる。

そのラジオ番組をずっと聞いてないとわかんないようなヘビーリスナー御用達の話みたいなのだったりとかありそうじゃないですか(あくまでもイメージ)

別にコーナーがわりとサクサク切り替わるから間口が広いとは思っている。

あとコーナーの原型を作っていくのはリスナーの力ではあるけど、その地盤となるフリートークがまた面白い。

結構二人ともテレビ的には露出はあるほうだけど、テレビとは違った一面の部分もあるから新鮮さもある。

 

澤部さんの場合は人見知りだけど芸能人だからちょっと目立ちたがりたい気持ちもある。Twitterエゴサーチして自分のこと気にしたりする。全然テレビのイメージとは違う部分もある。

奥さんと娘さんの話だったりとわりとほんわかする内容でありながらも面白い。あとは岩井さんへのツッコミというか持ち上げがうまい。

 

岩井さんは「ある時にあんかけラーメンのスープが気に入って、保温ボトルに持っていつでも飲めるようにする。いろんなところで飲んで背徳感を味わう」ってまあ僕が好きなフリートークの一部概要なだけですけど、文面だけではわかりにくいとは思うけどとにかく面白く話してくれる。

Twitterとかでアニメとかオタク趣味とかもあって、わりとそのままの部分を出しながらもどこかで闇が深い部分だったり、普通とは目線が違ったりする部分が面白い。

 

そんなテレビの印象だけだと、ちょっと対照的な二人にも見えたりもするけどすごく仲がいい。それがもう声だけでもわかる気がしてしまう、とにかく楽しそうにしている。

あと結構深夜帯のラジオ特有の下ネタとかを話さない。結構いろいろな話題を話すけど多少の節度がある感じが好感度高い。 

 

テレビで見ていたハライチとはイメージがわりとガラッと変わって今では二人のファンになったようなものです。毎週かなり楽しみです。

なお、このラジオのおかげで大体1時間くらい入眠するのが遅くなりましたが。

それでも聴きたい。あの学生時代に暗闇でこっそり聴いてたまにクスクス笑って楽しめたラジペディアみたいなワクワク以上のものが毎週一度はあるんだ。

心の底から笑って楽しめる一時間なんだからちょっとくらい寝不足でもいいやって思える。まあ、よかったら聴いてみてください。