【DCG】Valveの新作カードゲーム「Artifact」は新たなDCGの道を切り開いてくれるのか?
Dota2をテーマにしたデジタルカードゲーム(以下DCG)「Artifact」というゲームが出る。
5月時点で出ている情報で簡易的にまとめられていてわかりやすかったのがNegitakuさんの記事
レーンという表記、ゲーム内でのヒーローの成長要素などMOBAっぽい部分を含んだDCG。
レーン制で3レーンのうち2レーンのタワー破壊、もしくはタワーを一つ破壊すると出現するAncientを破壊すれば勝利
(似たようなDCGにラウンド制を取り入れてるGwentっぽさが少しある)
Steamの商品ページは日本語ページある。ローカライズも期待していいのかもしれない。
この商品ページの説明にある気になる文面といえば
>最初のセットは 44 種類のヒーローを含む 280 枚以上のカードで構成されます。
ヒーローは他のDCGでいうミニオン、モンスターカードのポジション。
280枚以上のカードは自ヒーローを成長、ゴールドを獲得する要素もあり、全てのレーン行動終了後はショップでカード購入もできたりする。
もう少し細かいゲームプレイなどを独自に解説してくれている動画がある。
動画を見て個人的に思ったことはヒーローの攻撃方法である。両プレイヤーともに相手ヒーローを選択して攻撃はできない。
基本は正面のヒーローに攻撃が限られている。(もし正面にいない場合は1つ隣に攻撃。正面、両隣にいない場合にはタワーへダイレクトにダメージが入る。)
この攻撃に関してはある程度制約がある分、手持ちのカードでいかに有利に進めることができるのか注目したい。
まだ情報も断片的、プレイ動画もわずかしか出ていないのになぜ話題にしたかというとPay to win(P2W)にしたくないからFree to Play(F2P)にはしないことを伝えてるからである。
8/2追記:リリース日の発表があり、F2Pではなく、$20での購入(ベーシックパック、パック等込)DCGの定番のP2Wの形式です。
DCGでどういう販売方法にするのがあまりうまく想像ができない。どうしてもカードプールを充実させなければいけないという点ではP2Wからの呪縛から逃れることができるのか。
ゲーム+カードを買い切りで全てを与えて、拡張毎に一定の金額で購入、カードバックやスキンなどは別途課金という説も考えられる。
別途課金の部分でコミュニティマーケットを介してレアアイテム、カード交換などのやり取りをするというのはTCGとは似たようなところもあり非常に興味が湧くポイントの一つである。
しかし、まだまだ形が見えない部分も多く「プレイする人はするけど、プレイヤーによっては他プレイヤーの評価待ちなど積極と言うよりは受身になりそう」だと思った。
現時点の内容を見た限りで、自分はプレイをしたいとは考えている。(他DCGの新パックとか大規模なアップデートとArtifactのリリースが被る、もしくは数日後に控えているなどになるとサービス開始は大変なことになりそう。)
そういった不運が重ならないことも願いたいが、単純に日本人コミュニティ広がるのか不安がすごいある。
ゲームのベースはDota2だから一応ネームバリューはあるが、Dota勢、DCG勢がこぞって入るかといえばそうでもない気がする。
あと、単純にイラストだったり、デザインで敬遠するプレイヤーも少なからずいる。いやHSもそれがイヤでしない人だっているし。
(まあ、Steamでゲームプレイするという時点でプレイヤー層がある程度限られてくるため、そこまでそんなに気にする必要はないのかもしれないけど・・・)
少しでも日本人プレイヤーが増えることだけを願いたい。あとコミュニティが拡大するのも、サービス開始の出だしってすごく大事な印象。
プレイヤーがいればいるだけ後から入るプレイヤーも安心してプレイできる。そういった地盤作りとかそういうのにも携われたらいいなと思う気持ちもどこかにあるからこの記事を作りました。
日本語記事が個人ではまだあまり取り扱ってるのがない気がしたので、また情報は更新できたらと思います。