ようやく終わる一月、もう終わってしまう一月。

年末年始が忙しかった。

目まぐるしいくらい人と人が交差するのを横目に走り回る。景色がぐるぐる、眩暈がしていた。

まだ今月半分も経っていないうちに、体感ではもう下旬。まだ折り返し地点なのに。

 

ようやく休みの日になったある日。

いつもより数分遅い起床から朝食を摂り、洗濯物を干し終え、今日やること考えてる辺りで何か違和感を感じてしまう。

そのまま何もできなくなってふかふかした布団の暗闇に包まった。

休みの前日にプチ新年会と称して職場の人と食事へ。

非常に美味しい料理に舌つづみを打ちながら、話は仕事ばかりの話。愚痴とは言わないが忙殺されてた身の者達だから話に花が咲く。

私はお酒は飲めない。だから基本的には聞き役に徹して楽しい場を作ればいい感じ。

ただその日の私は疲れていて枷を外してしまう。

いろいろ話して帰路についている最中、なんだか行っていたメンツへ申し訳ない気持ちになっていた。

わりと発言には気を付けているのに『やらかしたのではないか』と不安に思うと止まらない。

下から上に積もり、さらに積もったものが限界まで到達すれば、あとは自然に下に雪崩れる。

私は流れのままに崩れてしまい、布団から抜け出せなくなっていた。

 

そのまま長時間寝て、起きたときには辺りは真っ暗。夕飯を食べるタイミングも逃す。

カーテンを閉めていない窓からはうっすらと夕方に回収するはずだった洗濯物達がバタバタ強風に叩きつけられていた。

もうこのままずっと眠っていたい。このまま寝て起きても気落ちすることが容易に想像できる。

とりあえずやること済ませて、落ち込みながら暗い部屋でひたすらYoutubeを見て眠くなる瞬間を待つ。寝たのは朝4時だった。

もともと冬に入ってから短時間睡眠を意識していたが、完全に3時間か4時間しか寝なくなった。

これが下旬を苦しめる過ちだった。

 

私は十二月か一月は毎年恒例のように決まって風邪をひく。

今年は冬到来前に加湿器付き空気清浄機を購入して、これでもう大丈夫だと思っていた。

以前は湿度保つために濡れたタオルを干してもカラカラになるような自室。

今は加湿さえすれば、寝ても喉が痛くならなくて歓喜した。去年買ったものの中で一番よかったものと言っていい。

そんなある日、部屋で目が覚めると喉が痛かった。加湿はオンにしている。

『イヤな予感がする』

口に出すとそれが起きてしまう気がするから、心の中で思っていた。思ってしまったのが間違いだった。

怪しい体調のまま、違う用事で総合病院へと受診することになった。2時間の待ち時間、久々に読書が捗る。

夕方からもう体調が下り坂、いやもう急勾配で悪くなっていく。

仕事では喉を痛めて、声が出ない。常備していた龍角散のど飴に龍角散ダイレクトも使ってどうにかギリギリを保つ。

大丈夫かと思って咳を一つすると今度は咳が止まらなくなった。ずっとつらい咳が続く。地獄である。

これはまずいと思い、短時間睡眠をすぐにやめた。家に帰ってやることすぐ済ませて、布団へ。

3日でここ最近の平均睡眠時間を一週間以上の睡眠時間を稼ぐという荒業。蓄積された疲労もあったけど、ノンストップで寝れた。

熱はすぐに引いた。すぐに低体温に戻ったのに、喉の痛みと咳が止まらない。ひたすら龍角散と睡眠で休む。休む。

 

そして、月末。

元気・・・と言いたいところですが、咳が微妙に出てる。治ってください。流行りが来る前にマスク買ってたのでよかった。花粉症くるからまだ欲しい。

なんともまあ苦しい一月、というよりは何もかも自滅していった一月でした。下旬は体調が崩れてスケジュールが全てズレた。

来月も仕事関連でバタついていますが、先月くらいからめちゃくちゃメモが残ってるので更新もしたいし、趣味(ゲーム)もしたい。

そんなこんなで今年初の更新でした。今年もゆるやかにどうぞよろしくお願いいたします。